2002/10 沖縄 西表島 - 東部を走る

宿のある船浦から東に向かい、道路の終点、南風見田(はえみだ)の浜を目指して走りました。 寄り道を除いて往復で約80Kmの道のりで、ほぼ1日の行程です。


船浦の集落から港へ下って行く県道です。 この先しばらくは、ほとんど人の住んでいない地域を進みます。 次の集落(美原、由布島の入口)までは20Kmほどの距離があります。


港の先で船浦の湾内を横切る県道です。 なんと、干潟を埋め立てて横断道路を通してあります。 今では考えられないことですが...
この写真は中央部にある橋から船浦の方を振り返って写したものです。


島の北東部の海岸です。 ちょうど干潮だったため、ほとんど干潟の状態になっていました。 残念ながら、あまり奇麗な風景ではありません。


島の北東部の県道です。 海沿いの山の中をアップダウンを繰り返しながら通って行きます。 道路は奇麗に整備されて、車の通行量も少ないので、快適に走ることができます。 ただし、時々通る車は、かなりのスピードを出しているので、注意が必要です。 ここの制限速度は40Km/hなのですが、まず、守られていません。
この道には広い歩道も整備されています。 歩いている人は全く見掛けませんが... 税金の無駄使いと言われるのは必至でしょうね。


島の北東部の県道から見掛けたものです。


数年前にオープンした西表島温泉です。 西表島には不似合いと思える設備を備えた温泉です。 水着で屋外にあるプールのような風呂を楽しむのがメインになっています。 普通のお風呂もありますが。
こんなに大きな施設を作って経営が成りたつのだろうかと思っていましたが、 日帰り観光のコースにも組み込まれて、結構、賑わっているそうです。 今年の夏からは宿泊施設もできて、「パイヌマヤリゾート」 を名乗っています。


島の東端付近の県道です。 この付近の山側は牧場になっていて、牛が草を食べているのを見ることができます。 なぜか電柱の形が少し変わっています。


島の東端から見た小浜島です。 3Kmほどしか離れていないので、すぐそこに見えます。


有名な観光スポット、由布島です。 水牛車に乗って渡るのが普通ですが、歩いても渡れるそうです。 私は一度も行ったことがありません。 なんか興味が湧かなんですよね、このような観光地には。 今回もこの写真を撮っただけで引き返してしまいました。


県道は、必ず、どこかで工事をしているようです。 今回は由布島の近くが工事中でした。 完成すると右のようになります。 ちょっと立派すぎませんか!?


後良(しいら)川のマングローブ林と古見のサキシマスオウの木です。


仲間川の橋にあった西表山猫の像です。 西表島の橋には、この他にも色々な装飾がありました。 車だと気付かずに通りすぎてしまうことが多いのですが、 自転車ならひとつひとつ楽しむことができます。


大原神社です。 本土の神社とは、かなり、雰囲気が違います。


大原の食堂 「なんごく」 です。 各種のチャンプルーや八重山そばなどがあります。 昼は地元の人も多く、美味しいです。


島の東の玄関口、大原港です。 今年から新しいターミナルを使い始めました。 とても立派な施設です。


西表糖業の工場です。 その回りには、広大なさとうきび畑が広がっています。 さとうきび畑の間の所々に防風林があります。


豊原の集落へ向かって下って行く県道です。 その集落を抜けると、県道は終点になります。 でも、まだ道は続きます。


左は牧場の牛とアマサギです。 右はさとうきびです。 さとうきびは3m近い高さになっていました。


県道の終点から約4Km、舗装道路が終りダートになります。 さらに100mほど進むと、道路の終点です。


道路の終点の先には南風見田(はえみだ)の浜が広がっています。 写真は干潮のため奇麗ではありませんが、長さ約2Kmの砂浜です。 せっかくの砂浜ですが、潮の流れが速いため遊泳禁止だそうです。 その代り、潮干狩には向いているようで、 地元の人が数人、潮が引いた浜を歩いて何かを採っていました。