2002/10 沖縄 西表島 - 西表島へ

西表島へは、石垣島まで飛行機で行き、そこから船で渡ることになります。 まる1日がかりの日程と思っておく必要があります。 今回も東京の自宅を午前5時半に出発し、午後3時すぎに島に到着しました。 その様子をまとめてみました。

今回の島行きの行程です ・・・

自宅 05:30 ─(自走)→ 06:00 吉祥寺駅
     06:20 ─(バス)→ 07:30 羽田空港
     09:00 ─(JAL901)→ 11:30 那覇空港
     12:20 ─(JTA609)→ 13:05 石垣空港
     13:20 ─(タクシー)→ 13:30 石垣港離島桟橋
     14:30 ─(高速船)→ 15:10 西表島船浦港 ─(送迎車)→ 宿

羽田空港までは、いつものことですが、乗り換えの多い電車を避けてバスにしました。 バスの場合、所要時間がはっきりしないので、十分に余裕を持って出掛ける必要があるのですが、 車内で朝食を食べたり、寝ることができるので、電車に比べると、とても楽です。

羽田〜石垣は、直行便もあり、そのほうが安いのですが、 時間が良くないので(早朝発、もしくは、島への船に乗り継げない時間)、 那覇経由になっています。 羽田で石垣までチェックインして、荷物も預けてしまうので、 那覇経由にしても面倒はありません。

石垣空港〜石垣港離島桟橋はバスもありますが、荷物が多いのでタクシーにしました。 ちなみに、タクシー料金は810円でした。 バスなら200円です。 タクシーは沢山待っているので、すぐに乗ることができます。

石垣島から西表島へは2つの航路があります。 東部の大原への航路と西部の船浦/上原への航路です。 日帰りで観光地を回る場合などは大原から回るのが一般的なようですが、 ダイビングの場合はショップが西部にあるので船浦/上原へ向かいます。 大原と船浦/上原の間は約35Km離れていて、バスは1日3本しかないので、間違うと大変です。

西表島の港から宿までは、宿に送迎をお願いする必要があります。 港から宿は、歩いて行くには遠過ぎるのが普通です。 石垣で船に乗る前に宿に電話連絡しておきます。 自転車があって、宿の位置が判るのなら、自走でも良いのですが... 荷物が多いと、暑くて大変です。


飛行機輪行でBD-3を預けたときに付けられたタグです。
左上の 「CONEX」 のタグは、乗り継ぎの場合に付けられるようです。 しかし、必ずというわけではなくて、今回は帰りも乗り継ぎだったのですが、 付けられませんでした。
左下の 「お手渡し手荷物」 のタグは、 荷物の手渡しを、ターンテーブルでなく、手渡しで行うことを示したタグです。 以前は無かったのですが、今回から付けられるようになったみたいです。 なお、以前から、タグが無くても、手渡しで扱われていました。
右のタグは 「取扱注意」 のタグです。 なぜか、沖縄からの帰りに付けられます。 以前もそうで、羽田発では付けられませんでした。 しかし、このタグの御利益は少ないようで、 今回は、このタグが付いていた帰りのほうが扱いが乱暴だったようで、 傷や破損がありました。


石垣港離島桟橋です。 とても活気のある港で、石垣島周辺の離島への船が頻繁に発着しています。 ここで船を運行している主な会社は、 「安栄(あんえい)観光」 と 「八重山観光フェリー」 の2社です。 この2つのライバル会社が競争しているおかげ(?)で、 便数も多く、なかなか便利になっています。 どの船も写真に写っているような高速船タイプのものです。


安栄観光の時刻表です。 離島航路とはいえ便数が多いので便利です。 八重山観光フェリーでも、同じような便数を運行しています。 離島航路の時刻は、夏(4〜9月)と冬(10〜3月)で変わるので注意が必要です。 特に、始発と最終の時刻は要注意です。
石垣島から西表島船浦までは、片道2000円、往復3800円です。


安栄観光の案内所に張ってったポスターです。 ローカルな感じが良いです。


高速船の中に載せたBD-3の様子です。 大きな荷物は船室内には持ち込まずに、 後部の出入口近くか前方のデッキに置くことになっています。 後部にはベンチのような座席もあります。
ちなみに、船の前の方ほど波の影響による揺れが大きくなります。 最も揺れないのが後部座席です。 ただし、この真下にエンジンがあるので、その咆哮を聞き続けることになります。 1200PS×2機のディーゼルエンジンの音と振動は凄まじいです。 でも、私は、いつも後部座席です。 この音を聞くと八重山に来たんだなあと感じるんですよね。


高速船には自転車をそのまま乗せることもできます。 この写真は帰りに写したものですが、マウンテンバイクを前方のデッキに乗せていました。 ただ、この位置は、波の状況によりますが、かなり揺れることが想像できます。 荷物が飛び跳ねる状況もあるので、それなりの覚悟が必要だと思います。 写真を写した日は、あまり揺れませんでしたが。


西表島に向かう高速船の後方の様子です。 70Km/hほどで走行するので、このような状況になります。


西表島船浦港です。 数年前までは何もない港でしたが、左側に写っているような待合所ができました。 屋根だけの建物ですが、夏は日除けになるので、ありがたいものです。
安栄観光のライバル、八重山観光フェリーは、 2001年から大原港に着くように変わりましたが、 大原港には日除けになるものが無いので、船を待つのがちょっと大変かもしれません。


今回利用したペンション 「ふあな・はうす」 です。 5部屋ほどしかない小さなペンションですが、料理が美味しく、お勧めです。 船浦の丘の上にあり、部屋からの眺望もとても良いです(下の写真)。 ただし、集落から離れているので、ちょっと不便です。 前ページの地図の青い★印のところにあります。