2003/04 沖縄 - 最終目:浦添〜那覇

5日目からは阿嘉島でスクーバダイビングをして過ごし、 最終日は飛行機の出発時刻(午後7時)まで時間があったので、 浦添〜那覇のまだ走ったことのないところを探索するポタリングをしました。


那覇〜座間味村を結んでいる高速船 「クイーンざまみ」 は2002年8月から新しい船になりました。 今回、初めて利用したので、紹介しておきます。 以前の船に比べてかなり大きくなったので、船内はとてもゆったりしています。 通路も広く、大きな荷物を置くスペースも用意されているので、 ダイビング機材を入れたバッグや折り畳み自転車があっても安心して利用できるようになりました。 座席定員が限られているので、混雑時には思いっきり詰め込まれるフェリーよりも余裕がある感じです。 スピードもアップしたので、お勧めです。


まずは那覇市から浦添市に入ってすぐの内間五丁目にあるそば屋 「ゆーじ小」 で昼食にした後、 浦添市内の探索に出発しました。

宮城二丁目付近で傘を差したような郵便ポストを発見しました。 植木が傘のように奇麗に刈り込まれていて、ポストとその前の歩道に日陰を作っていました。


浦添も坂が多い街です。 ちょっと走るだけで汗だくになってしまうので、 このような木陰のある公園はありがたいです。 宮城二丁目の斜面にある公園です。 眺望もなかなかです。


浦添市役所は標高100mほどの丘の上にあります。 庁舎はかなり新しい建物です。

市役所の近くに浦添城跡があります。 標高120mほどあり、そこからは牧港や宜野湾市方面の眺望が素晴らしいです。 遠くは残波岬や恩納岳まで見えました。 遊歩道などを整備する工事をしているところでしたが、 宜野湾市方面の展望ポイントは既に利用可能になっていました。 案内板に記載されていないので、新たに整備されたもののようです。


前田にある 「てだこストアー」 です。 パーラーもしくは駄菓子屋のような雰囲気ですが、 壁には 「野菜・果物・乾物・県産果物全国発送」 と書いてあります。 お酒も扱っていて奥には 「久米仙」 の暖簾も掛かっています。 ちょっと不思議なお店です。

なお、「てだこ」 は太陽の子を意味しています。 浦添市は 「てだこの都市」 と称していて、 市内には 「てだこ」 を名前に付けたものが多くあります。


前田付近の坂です。 東側に下る坂で、ここからは太平洋が少しだけ見えました。 これより先は西原町になるのですが、 太平洋側の眺望が良いところが無いか探しに先へ進みました。


西原町幸地付近からの眺望です。 サトウキビ畑の向うに太平洋が見えます。 この先へ進むとどんどん坂を下ってしまうので、 一旦、引き返し、眺望が良いところの探索を続けました。

少し探索した結果、なかなか素晴らしい眺望の場所を見付けました。 先ほどの地点から少し南へ行ったところにる墓地の中です。 沖縄の墓地は眺望が良いところに作られることが多いようですが、ここもそうでした。


午後3時を過ぎたので、那覇に引き返しました。 途中、首里を通ることになったので、おやつとして 「ぎぼまんじゅう」 を食べました。 「の饅頭」 の別名で有名で、見掛けだけ似せたものが多数出回っていますが、 首里儀保町の 「ぎぼまんじゅう」 がオリジナルです。 直径10cmほどの大きさで、中にはつぶ餡が入っています。 一見すると中華饅のような感じですが、ふわふわした感じの皮ではなく、 少し塩味の付いた重いしっかりした皮です。 サンニン(月桃)の葉で包んでくれるので、 その香りが食欲を刺激し、あっというまに2個を食べてしまいました。 これで1個100円しかしないので、お勧めです。


「ぎぼまんじゅう」 は龍譚池まで行って食べました。 木陰が多いので休憩に最適です。 龍譚池では 「こいのぼり大会」 というものが行われていて、 多くのこいのぼりが泳いでいました。


おやつの後は泊港に戻り、 コインロッカーに入れておいた荷物をピックアップして空港に向かいました。

最後の写真はおまけです。 沖縄を走る古いバス(730車)の写真です。 昭和53年7月30日から走っているので、今年で25周年を向かえます。