2002/05 沖縄 - 読谷を走る

北谷から手近で観光ポイントの多い所ということで、読谷(よみたん)村を走ってみました。 走行距離は 40Km ほどです。


なんか池のようですが、嘉手納町と読谷村の境を流れる比謝川です。 ここは嘉手納ロータリーから 500m ほどのところですが、もう読谷村になります。


泊城(とまりぐすく)公園の海岸です。 読谷に入った後、なるべく海沿いを走りたくて、 海側に向かって走ってきたところ、ここに出ました。 砂浜にオブジェを置いたようですが、自然の岩です。 ここの浜は超遠浅で、泳ぐのには向いていないように見えました。 地元の人は潮干狩をしていました。


この後、海岸沿いを進もうとしましたが、 この先は米軍基地になってしまい、大きく迂回するしかありませんでした。 その先で見つけたのがこの路地です。 細い真直な道の先に青い海が見えています。 これは寄ってみなくては! と思い、ここを海まで走りました。 突き当りにあったのは、残念ながら砂浜ではなく漁港でしたが、 海沿いに道が続いていたので、そこを進むことにしました。


海沿いの畑の中を行く道です。 ほとんど平坦で、快適な道が続いています。 両側の畑は主にサトウキビを育てているようでした。 後で知ったのですが、ここは米軍のボーロー飛行場のあったところで、 返還後に区画整理されて畑になったそうです。


有名な米軍施設 「象の檻」 です。 とても大きく、読谷村のあちらこちらから見えます。


読谷村の半島部分の先端にある残波岬です。 ごつごつした岩(古い珊瑚)の海岸で灯台があります。 この灯台は、見学料 150円を払うと上に登ることができます。


残波岬灯台から見た残波ビーチ方面です。 こちら側の海岸には砂浜もあります。


残波岬灯台から見た直下の海です。 透明度が良いため、水中の岩が見えています。 釣の名所なのでしょうか、釣をしている人がたくさん居ました。 ここは、ダイビングのポイントでもあります。


残波岬の北側の海岸は東シナ海に面していて断崖になっています。 かなり荒々しい感じの海ですが、 この日は波もなく天気が良かったので、水中の岩まで見えて奇麗でした。


残波岬を後にして、座喜味城(ざきみぐすく)跡に向かいました。 これは、その途中の道路沿いの畑に植えられていた読谷特産の紅いもの葉です。


座喜味城跡への道を半分ぐらい進んだ所から見た真栄田(まえだ)の海岸です。 ここは恩納(おんな)村になります。 ダイビングポイントとして有名です。


座喜味城(ざきみぐすく)跡です。 中城(なかぐすく)よりも古い城です。 規模は小さいのですが、優雅な曲線を描く石垣が素晴らしいです。 この城址も世界遺産に登録されています。 ここは無料で入ることができます。 ここからも象の檻が見えます。


座喜味城跡からの展望です。 読谷村の南部から嘉手納方面が見えています。


読谷村役場前の道です。 畑の中を真直で幅の広い道が通っています。 電柱も標識も無く、ただ、真直な道があるだけです。 この道は、座喜味城址からも見えていましたが、不思議な道です。


少し東にも似た道があります。 こちらは更に幅が広くなっています。 実は、ここは米軍の読谷補助飛行場の跡地で、 前の写真は誘導路、後の写真は滑走路が道路に転用されたものです。 それぞれ、1Km と 2Km ほどの長さがあります。 なお、この道路の左側はまだ日本に返還されてなく、正式には米軍の軍用地のままです。 日米共同使用という名目で、これらの道路や村役場、文化センター、野球場が作られています。 左側の赤い屋根の建物が村役場などの施設です。


この写真を見ると、ここは本当に沖縄? と感じてしまう。 北海道と言っても通ってしまうかもしれない。 が、良く見ると、畑に植えてあるのは砂糖きびです。 ここも未返還の読谷補助飛行場の軍用地の中です。