2002/05 沖縄 - 阿嘉島へ

沖縄到着の翌日は、ダイビングをするために、 沖縄本島の西にある慶良間(けらま)諸島の阿嘉(あか)島に渡りました。 慶良間諸島は大小20余りの島から成り、変かに富んだダイビングポイントがあります。 沖縄本島に近いにもかかわらず、水の透明度や魚や珊瑚の多様性は世界のトップクラスです。 そのため、ゴールデンウィークにここを訪れることが恒例にしています。


阿嘉島へは、フェリー、高速船、飛行機で渡ることができますが、 自転車を運ぶのが楽なフェリーを利用しました。 フェリーざまみは座間味村営で、1日1往復です(例外的に2往復する日もある)。 那覇の泊港から出ていて、所要時間は1時間半、料金は片道 1,860円(人) + 320円(自転車) です。 フェリーの中では二輪車を置く場所が指定されていたので、そこに停めました。 全ての積み込みが終った後で、係員が紐を掛けて揺れても倒れないようにしていました。


阿嘉島の港に入港するフェリーざまみです。 高速船に比べて船内がゆったりしているので、荷物の多い時にはお勧めです。 座席の他にカーペット敷の部屋があるので、横になることもできます。 所要時間もそれほど違わないので、時間が合えばお勧めです。 ただし、ゴールデンウィークのピーク日のような場合、定員いっぱいに乗るため、 通路やデッキまで人が溢れ、かなり窮屈になります。


高速船 クイーンざまみです。 こちらだと、所要時間は約1時間、料金は片道 2,750円です。 座間味村営で1日に2〜3往復です。 自転車は輪行で持ち込むことができるようです。 風に弱く、欠航が多いので、要注意です。
2002年夏には、新しい船になるとのことです。 少し大きい双胴船で、風にも強くなると期待されています。


天城(あまぐすく)展望台から見た阿嘉の街並みです。 阿嘉島の集落は、ここの1箇所だけです。 大きい橋は阿嘉大橋で、隣の慶留間(げるま)島に渡ることが出来ます。 この橋の上が島で唯一のセンターラインのある道路です。


天城展望台から見た、集落とは反対側の眺めです。 これらの岩は佐久原(さくばる)と呼ばれています。


集落から徒歩10分ぐらいにあるヒズシビーチです。 とても奇麗な、スノーケリングに適したビーチです。 ところが、ゴールデンウィークでも、ほとんど人が居ません。 写真を写した日は、例外的に人が多かったのですが、それでも10人ぐらいです。


島の最高地点にある中岳展望台です。 途中まで車道(舗装)がありますが、最後の数百メートルは歩く必要があります。 かなり、草ぼうぼうになっていました。


高度があるので遠くまで良く見えます。 天気が良ければ最高です。 でも、雲ってしまうと...


阿嘉大橋を渡り、慶留間(げるま)島を縦断し、外地(ふかじ)島に渡るとあるのが、慶良間空港です。 阿嘉の集落から自転車で行ける最も遠いところです。 立派なターミナルがありますが、9人乗りの小さな飛行機が1日に3便あるだけです。