【10:43 標高780m】
JR中央本線の茅野駅です。
麦草峠アタックの本番もここをスタートします。
時間はこれより約1時間早い予定になっています。
東京に比べて標高が高いので、少しは涼しいのかと思っていましたが、
そんなことはなくて、思わず 「暑い」 と言ってしまう状況でした。
早速、輪行解除し、涼しい高原に向けて走り始めます。
まずは、蓼科別荘地を目指して国道299号線を走ります。
駅の近くは茅野の街中で道が細く走り難い道ですが、 2Kmほど走ると緑が多くなり、道幅も広がって少し走りやすくなります。 4Kmほどのところにコンビニがあったので、そこで飲料などを補給しました。 今日はとても暑いので、水分補給を十分にする必要があると思い、 2lのペットボトル入りの水を購入しました。 これが BD-3 のシートポストとセキサイダーに載せた荷物との隙間にすっぽりと収まります。 輪行時に使っているベルクロのベルトで縛って固定しました。 走行中の水分補給は、ハンドルに付けたボトルケ−ジに入れた500mlのペットボトルを使いました。 休憩時に、2lのペットボトルの水で粉末のスポーツドリンクを溶かして飲料を作り、 500mlのペットボトルに補給する計画です。
【11:47 標高1000m】
田園地帯を行く国道299号線です。
この付近からしばらくは、1/25000図に記載されていないので、新道のようです。
舗装は奇麗だし、車は少ないので、とても走りやすい道です。
しかし、延々と続く緩い登り坂で、日陰が無く、風も無かったので、とにかく暑い!
【12:40 標高1200m】
蓼科別荘地に入ってすぐの国道299号線です。
別荘地は標高1150mほどの地点から始まります。
回りが森になるので、それまでの田園地帯の道と違い、涼しい雰囲気になります。
涼しい風も吹いてきて走るのが楽になった感じがします。
国道299号線は 「メルヘン街道」 と呼ばれていて、
標高が100m上がる毎に左の写真のような標識があります。
この後、蓼科別荘地の中を標高1300mほどの地点まで登ったところで国道299号線を離れ、 スズラン峠方面に向きを変えました。 そこまでで麦草峠アタックの登りの4割ほどを消化したことになります。 そう、まだ4割しか登っていないのです。 既に、13:00 近くになっていて、ペースもずいぶん遅いようです。 うーん、麦草峠を越える自信が無くなってきました。 といっても、いまさら止める訳にもいかないし...
【13:45 標高1580m】
ビーナスラインの 「ピラタスの丘」 の入口近くにある 「山の駅」 です。
ここで昼食として蕎麦と 「ブルーベリーソフト」 を食べました。
このブルーベリーソフトは程良い酸味が効いていて、とっても美味しい。
【14:34 標高1640m】
女の神氷水です。
山の駅から少し走ったところにあります。
道路脇に水が湧き出しているのですが、これがとても冷たい。
正に 「氷水」 です。
手を入れると10秒で痺れてきます。
【14:58 標高1750m】
今日の最高地点、標高1750mのスズラン峠です。
でも、なんか感動の無い峠です。
だらだら登りが、突然、下り坂に変わるだけで、回りの展望は無し。
峠の看板も無い(逆向きに小さいのはあった)。
ちょっとがっかりしました。
【15:10 標高1700m】
スズラン峠を越えた後はビーナスラインを離れて女神湖方面に向かいました。
その道は、白樺を中心にした森の中の道で、とても気持ち良く走ることができた。
路面はちょっと荒れ気味ですが、車もほとんど通らず、快適なダウンヒルを楽しむことができました。
【15:14 標高1670m】
夕陽の丘からの眺めです。
眼下には鬱蒼とした森が広がっています。
名前からすると、夕陽が奇麗なのでしょう。
女神湖方面への道で展望が開けた場所は他にはほとんどありませんでした。
【15:38 標高1550m】
女神湖です。
人工の湖ですが、回りの環境といっしょになって、良い雰囲気です。
ここを一周するサイクリングロードがあり、レンタサイクルに乗った家族連れが多くいました。
タンデムに親子で乗っているのも見掛けました。
女神湖を一周した後、白樺湖経由で、車山高原に向かいました。
【16:38 標高1550m】
白樺湖から車山高原への道からの眺めです。
左の湖が白樺湖で、右奥の高い山が蓼科山(2530m)です。
この後、3Kmほどで車山高原のペンションに到着しました。
車山高原へ向かう途中で写しました。
今日のコースの標高のグラフです。
カシミール3Dで作成しました。