2006/03 鹿児島 - 4日目

最終日は天気が悪化して朝から雨になってしまいました。 自転車で走るのは諦め、「温泉バス」 を利用しました。


最終日は朝から雨でホテルからは霧島の山々がほとんど見えませんでした。 昼間はずっと降り続ける予報だったので、自転車で走るのは諦めました。 朝食後にホテルの室内で自転車を分解してトラベルケースに詰め、 最寄り(徒歩5分)の郵便局から自宅宛に発送しました。

「温泉バス」 は鹿児島空港と隼人駅の間を往復しているのですが、 運行ダイヤの関係で、まず空港に行くことにしました。 ホテルから空港はジャンボタクシーを利用しました。 通常は事前に予約しておく必要があるそうですが、 たまたま空いていて利用できました。 普通のタクシー2台に分乗するより安上がりです。

空港では、飛行機輪行する人は自転車をチェックインして身軽になりました。 そして、観光案内所で 「温泉バス」 のチケットを購入しました。 バスが1日中乗り放題で温泉券が1枚付いて500円でした。


バスが出発するまで少し時間があったので、揚げたての薩摩揚げを食べました。 その場で揚げたものを売っている店は1階と2階にひとつずつありました。

「温泉バス」 の乗り場はターミナルビル前に並んでいるバス停の外れ、延々と歩いた先でした。 屋根はあったので濡れずにすみましたが、ちょっと不便でした。 利用客が少ないみたいで、しかたないのかもしれませんが...


「温泉バス」 は空港と温泉の間で嘉例川駅に寄ります。 ここで列車に接続するダイヤになっているのです。 ここの駅舎は木造のすごく古いもので、 「祝 百参才 明治三六年一月十五日開業」 というポスターが張ってありました。 これだけ古い建物をよく維持してきたものだと感心しました。


バスを下車したのは空港側から最初の温泉、「日の出温泉」 です。 そこの 「きのこの里」 が最初の目的地です。


「きのこの里」 には温泉と蕎麦屋が併設されています。 蕎麦屋にちょうど空席があったので、まずは、昼食にしました。 ここの蕎麦は美味しくて盛りが良く、とても満足できるものでした。 蕎麦は手打です。

食後は、少し休んでから温泉に入りました。 「温泉バス」 のチケットに付いている温泉券を使ったのですが、 もともとの料金は200円です。 ここのお湯は緑がかった薄茶色で僅かに濁っています。 湯舟が2つあって温度が違っているのですが、 温度が低い側でも私には熱くて長湯はできませんでした。


温泉の後は、隣にある 「珈琲館」 に移動してまったりしました。 カウンター席からは天降川を見れるようになっていました。


至れり尽くせりの 「きのこの里」 に4時間近く滞在した後は、 終点の隼人駅までバスに乗ってみました。 もう一箇所温泉に入ることも出来たのですが、 入浴するにはちょっと忙しくなる感じだったので止めました。 隼人駅の滞在時間は20分ほどだったので、 竹で囲われた駅舎を見て、特産品の店を冷やかしただけでした。


空港には午後5時半ごろ到着しました。 ターミナル内のレストランで食事をしてから解散、 それぞれの便で帰路につきました。 最終日は雨になりましたが、 良い天気の中を存分に走ることができ、 なかなか良い旅行でした。