遠方からの参加者は名古屋駅に午前9時半ごろ集合しました。
ここから今回のツアーを企画したきささんときさダーさんの案内により、
まずは、ホテルに余分な荷物を預けに向かいました。
その後、ホテル最寄りの地下鉄伏見駅から輪行で五条川お花見ポタのスタート地点、
名鉄犬山線の大山寺(たいさんじ)駅に向かいました。
名鉄犬山線の大山寺駅は昨年まで無人駅だった小さな駅です。
ホームの端のスロープを下って改札を抜けるとすぐ道路なので、輪行には優しい駅です。
早速、駅前で輪行解除して五条川お花見ポタをスタートしました。
時刻は午前11時ごろでした。
大山寺駅から少し南下したところが五条川の桜並木が始まる地点です。
はじめの部分は川の片側だけに桜並木がありました。
川沿いの道は最初の少しがダートでした。
少し走ると桜並木は川の両側になり、いっそう華やかになりました。
それと共に人も多くなりましたが、東京の桜の名所に比べると空いている感じでした。
きささんお薦めの写真ポイントで写したものです。
両側に並んだ桜が川を覆うようになっていて、とても綺麗でした。
他にも綺麗な所はありましたが、ここでは余分なものが入らないように写せるので、
写真には最高のポイントでした。
写真ポイントの少し先では 「岩倉桜祭り」 が行われていました。
それに近付くにつれて花見客が多くなり、
自転車で走るのは無理な状態になってしまいました。
桜の花だけが目的なら迂回したのでしょうが、食べるのも重要課題だったので、
多くの屋台が出ている桜祭り会場はパスできないポイントでした。
会場内はすごい混雑なので近くの空きスペースに自転車を止めて突入しました。
ここで食べたのは、土手煮(味噌味のモツ煮)、
串カツ(土手煮の汁を付けて食べるのが名古屋流とのこと)、
五平餅、飛騨牛コロッケ、舞茸、蕎麦(その場で打ったもの)など。
この会場内の屋台は地元ボランティアや特産品を用意した姉妹市町村によるものだそうで、
安くて美味しいものばかりで大満足でした。
桜並木はまだまだ続きます。
岩倉桜祭りの会場は桜並木全体の1割ほどの地点なので、その先が花見の本番という感じです。
桜祭りの会場を離れると花見客は少なくなり、
満開直前の見事な桜並木を見ながら気持ち良く走ることができました。
3/4ほど進んだところで、近くにある和菓子屋
「大口屋」 に寄りました。
ここで麸饅頭と桜餅を買い、桜並木に戻っておやつ休憩にしました。
麸饅頭はやわらかい麸と上品な餡で美味しかったです。
午後4時ごろ名鉄小牧線の羽黒(はぐろ)駅に到着しました。
大山寺駅からは約17Km、そのほとんどが桜並木の下という素晴らしいコースでした。
こんなに多くの桜を堪能しながら走れるのは本当に素晴らしいです。
名鉄小牧線は単線で、羽黒駅はホームは上り下り兼用のものが1本だけです。
改札を入るとすぐホームという輪行には優しい駅です。
ここから名鉄小牧線で平安通(へいあんどおり)駅まで行き、 地下鉄に乗り換えて大曽根(おおぞね)駅に行き、 さらに名鉄瀬戸線に乗り換えて旭前(あさひまえ)駅に行きました。 羽黒駅と平安通は良かったのですが、大曽根駅と旭前駅は輪行には厳しい駅で、 この輪行は今日1日走ったのより疲れたように感じました。
旭前駅から向かったのはきさ家御用達の自転車店
「ドバッツ」
に向かいました。
そこでは、何故か、
「リンアン」
の 「桜のロールケーキ」 を食べたのでした。
生地に桜の葉、クリームに小豆が入っていました。
しっとりとした生地が美味でした。
ドバッツの次は30分ほど走って手羽先唐揚の
「風来坊」 に向かいました。
甘辛いタレに胡椒のスパイシーさが合わさって、とても後を引く美味しさで、
結局、14人で40人前を食べ尽くしたのでした。
後に残った骨の山がすごかったのですが、残念ながら写真は撮り忘れました。
手羽先でお腹をいっぱいにした後はコーヒーとケーキです。
「風来坊」 の近くにある 「OZ coffee」 という店に行ったのですが、
注文ごとに豆を挽き、一人分ずつ入れてくれるのです。
それでいて特別に高い訳でないのが素晴らしいです。
ケーキも美味しくて、とても満足度の高いお店でした。
帰りは地下鉄の茶屋ヵ坂駅から輪行でホテルに戻りました。
茶屋ヶ坂駅はまだ出来たばかりの新しい駅で、エレベータ完備で便利です。
まだ利用客が少ないようで、地下鉄の車内はがらがらでした。
私達のグループだけで1輛貸切りの状態でした。
今回利用したホテルは 「ホテルトラスティ名古屋」 です。 部屋はちょっと広目で快適でした。 料金もリーズナブルで、なかなか良い感じのホテルでした。