2003/11 秋の軽井沢サイクリング - 1日目

1日目は軽井沢のホテルに 13:30 集合なので、 横川駅から碓氷峠を越えて軽井沢入りしました。 予定では、1日目は軽井沢散策と熊野神社までのヒルクライムになっていましたが、 翌日の天気が怪しかったので、先にサイクリングを行いました。 夜のパーティでは Bike Friday のアランさんによる Q&A やオレゴンと台湾のツアーレポート等があり、 充実した1日になりました。


集合は軽井沢のホテル 「レディバード」 に 13:30 で、 碓氷峠を登る人は横川駅を 11:00 に出発という案内がありました。 しかし、のんびりと峠を登ると2時間ほど掛かるので、 その時間に出発したのではお昼を食べる時間がなくなりそうです。 そこで、1本前の電車で行き、先に出発することにしました。 当初は単独で走る予定でしたが、たまたま同じ電車で来た方と計3名でスタートしました。 出発時刻は 10:20 でした。


横川駅からは国道18号線の旧道をひたすら登ります。 駅から2Kmほどで中山道の 「坂本宿」 です。 横川駅前からこの付近にかけては多くの史跡がありますが、今日は時間が無いので全てパス。 勾配はそれほどでもないのですが、直線的に登る道なので、なかなかしんどい部分です。

坂本宿を過ぎると、山の中のつづら折れの道になります。 しかし、勾配がきつくなる訳ではないので、 紅葉のトンネルの中を気持ちよく登ってゆくことができました。


駅から約5.5Kmの旧信越線眼鏡橋の前で Air Friday や Sat R Day の集団が止まっているのを発見。 横川駅 11:00 出発の碓氷峠ヒルクライム組に合流するために、 軽井沢からダウンヒルしている途中の片岡さんの一行でした。


ここに着いたのは 10:55 ごろでした。 横川駅出発の 11:00 まで 5分しかないのに、こんな所で観光していて良いのだろうか? と思いつつも片岡さんに挨拶して、自分達も眼鏡橋観光に向かいました。 こちらは先行して出発しているので時間は十分。 自転車を置いて遊歩道を橋の上まで登り、綺麗な紅葉を堪能しました。


碓氷峠を越えて軽井沢のホテル 「レディバード」 に到着したのは 12:40 でした。 大きな荷物をホテルに預け、お昼は蕎麦を食べに 「志な乃」 に行きました。 バイパスの塩沢交差点脇にあり、ホテルから自転車で15分ほどと少し遠かったのですが、 十割蕎麦で美味しいという情報があったので、あえて遠出しました。

私が食べたのは本日のお薦めになっていた 「石臼挽き蕎麦」 の大盛りです。 少し緑がかった色の蕎麦で、とても美味しかったです。 つゆは私の好みからは少し甘めでした。 写真は撮るのを忘れていたので、ありません。 ちなみに、大盛りは量が2倍になっていました。 値段もほぼ2倍で、石臼挽き蕎麦は普通盛りが 950円のところ、大盛りは 1800円でした。 それだけ蕎麦にコストが掛かっているということなのでしょう。 本当は 1.5倍ぐらいの量で十分だったんですけれどね。

蕎麦を堪能しているうちに集合時間が過ぎてしまったので、 急いでホテルの戻ると、まだ横川駅からのヒルクライム組は到着していませんでした。 結局、全員が集まったのは 14:00 を過ぎていたようです。


今年は Bike Friday のアランさんとおルスさんが参加したので、 Bike Friday の比率がとても高くなった(7割?)ようです。 多くのはあるのですが、その全てが個性を持っているのが Bike Friday らしいです。 そんな中で、manさんの Sat R Day は何故か非常にコンパクトに折り畳むことができて、 木に引っ掛けるデモンストレーションで注目の的になっていました。 電車の網棚にも載るそうです。


全員が集まったところで幹事の片岡さんから今日の予定がアナウンスされました。 翌日の天気が怪しいので当初の予定は変更し、 最初にメルシャン美術館までのサイクリングを行うことになり、 早速、出発しました。

写真に写っている Bike Friday は有馬さんの Petite Crusoe です。 小さい人向けの Petite シリーズで、日本に入って来た第1号とのことです。 細いクレーム、短いハンドルバーとクランクで、 普通の Crusoe とはずいぶん違うものになっていました。


片道15Kmほどの短いサイクリングですが、秋の日は短く余裕はありませんでした。 メルシャン美術館に到着したのは 15:45 ごろ。 出発を 16:10 にしたので使える時間は 25分だけでした。 美術館や工場を見学する余裕は無いので、 ワインやウィスキーの試飲をしたり喫茶コーナーで休憩して過ごしたのでした。


メルシャン美術館からの帰り道は追分宿まで登りが続きます。 夕陽を背に、国道18号線の歩道をゆっくりペースで登って行きました。 行きは裏道(昔の中山道らしい)の結構急な坂をどんどん下っていったので、 帰りは辛いなあと思ったのですが、国道は比較的緩い登りだったので、 いつの間にか登ってしまった感じでした。


帰路のちょうど中間地点、中山道の追分宿では骨董店 「時幻」 に立ち寄りました。 古い建物を利用したお店で、 高そうな骨董からガラクタとしか思えないものまで色々あって面白かったのですが、 買った人はほとんどいなかったようです。

写真では明るく見えますが、既にかなり暗くなっていて、 この先はライトを使っての走行になり、 ホテルに到着したのは 17:35 ごろでした。


夜はホテルの食堂でパーティが行われました。 昨年は夕食後に別室で行ったのですが、 今年は食堂でビュッフェ形式のパーティになりました。


お腹がいっぱいになった後は、 Bike Friday のアランさんによる Q&A や、 サイクルオレゴンのレポート、台湾ツアーのレポートが行われ、 とても充実したものになりました。