2002/11 城峯山と「初冬の花見オフ」 - 後編

2002/11/10 に走った城峯山と「初冬の花見オフ」のレポートの後編です。


林道は城峯山の山頂近くの峠を越えています。 写真はその直前の様子で、ここまで登ると紅葉はピークになっていました。 この峠が龍勢ヒルクライムのゴール地点のようです。 今回はスタート地点からここまでで2時間15分掛かってしまいました。 レースではトップレベルの人は40分を切るそうですから感心してしまいます。

城峯山の本当の山頂までは峠から山道を500mほど歩く必要がありますが、 今回は先を急ぐ必要があるのでパスしました。 少し休憩した後、風早峠を経由して鬼石方面に向けてダウンヒルを開始しました。 風早峠までの林道は展望が開けている箇所が多くあり、群馬県の平野部まで見ることができます。 路面状況も良く、快適なダウンヒルを楽しむことができました。


ところが、トラブル発生です。 当初、予定していた道(赤い点線)が立入禁止になっていたのです。 地形図では確認できなかったのですが、採石場の中の道だったのです。 しかたがないので、地図で迂回ルートを確認し、そちらに向かいました。 迂回ルートの林道は荒れたコンクリート舗装の道で、途中に激しい登り坂があるものでしたが、 なんとか当初のルートに復帰することができました。 もし迂回ルートが無かったら、鬼石までとても大回りすることになり、 桜山公園は断念しなければならない状況でした。

《この地図は国土地理院の数値地図25000(地図画像)を カシミール3D+山旅倶楽部で表示したものを加工して作成したものです》


鬼石から桜山公園への道は2通りあります。 ひとつは桜山の東側〜北側を回り込むように登る道で、 もうひとつは桜山の南側から登る道です。 鬼石から走って行くと、まず前者の道への分岐があるのですが、 そこで見ていると多くの車がそこから登って行きます。 車が多いのはいやだなと思い、後者の道で登ることにしました。 写真は後者の道の登り始めの部分です。 10%弱の登りが単調に続いています。


1Kmほど進んだところ激坂が出現しました。 ここで左にほぼ直角に曲がるのですが、ここの勾配がすごかった。 15%を越えているのではないでしょうか。 といっても50mほどの区間だけでしたが...


本当の難所は1.5Kmほどのところから始まりました。 コンクリート舗装です。 それも、かなり荒れています。 路肩は一段低くなっていて落葉が積もっています。 そして、勾配がかなりきつい。 そのうえ、沢山の車が下ってくる。 狭い道なので車が来るたびに止まって路肩に避けなければなりません。 実は、桜山公園のところでは、車は、 東側〜北側を回り込む道を登り、南側の道を下るという一方通行になっていたのです。 車の少ない道を選んだはずが、完全にあてが外れました。


やっとのことで到着した桜山公園です。 「初冬の花見オフ」 の撤収10分前にぎりぎりで滑り込む形になりました。 もう全ての片付けが終りそろそろ帰りますかというところに到着、 登り坂で足はへろへろ、という状況なので桜を見るどころではありませんでした。 ということで、来年こそはと誓ったのでした。

冬桜の状況ですが、実は、まだ時期が早かったようで咲き始めたばかりだったそうです。 11月末ごろが良かったらしいです。


桜山から下りたところにあるミカン畑です。 この付近ではミカン狩りが楽しめます。 でも、自転車では御土産にするのは無理なんですよね。 残念だなあ、美味しそうなのに。


御土産を買うために寄った「豆庵」です。 ヤマキ醸造の直営店で味噌、醤油、豆腐などが美味しいそうです。 しかし、既に閉店していました。 午後4時閉店だそうで、ちょっと早すぎませんか。

この後、暗くなる中を高崎線の本庄駅まで走り解散になりました。