シートポストの長さを調整する

セキサイダー(和田サイクル版)との干渉
折り畳んだ状態でサドルを下げると、 シートポストがセキサイダー(和田サイクル版)の取り付けプレートにぶつかるため、 最も低い位置まで下げることができません。 写真の左下がセキサイダーです。
黒いプラスチック部品との干渉
折り畳むとき、サドルの高さが低いと、 シートポストが黒いプラスチック部品にぶつかるため、畳むことができません。 自分にとって最適な高さにサドルを調整した場合、 そのままでは、この制限に引っ掛るので、 畳む前にサドルを上げる必要があり、面倒です。
シートポストのもうひとつの役割
そこで、シートポストが長すぎるのが悪いと思い、長さを調整することにしました。 しかし、和田サイクルの和田さんに確認したところ、 折り畳んだ状態で、ばらけないようにストッパーとしての役割があるとのこと。 確かに、シートポストで押えているおかげで、 畳んだ状態で持ち上げても、展開されないようになっています。
シートポストのもうひとつの役割(2)
シートポストで押えているところです。 例の黒いプラスチック部品をシートポストが押えることにより、 展開されないようになっています。 なお、この黒いプラスチック部品は、BB の下に接触することにより、 畳むときに行きすぎないようにするストッパーでもあります。 うーん、良くできている。
切断する位置
そこで、ストッパーとして機能する範囲ということで、8cm だけ短くすることにしました。 写真の黒線の位置です。
切断したシートポスト
切断後の写真です。 金ノコで切り、ヤスリで仕上げました。 素材がアルミ系のものなので、あまり苦労せずにできました。
切断後の位置関係
畳んだ状態でサドルを最も低くした場合の切断後の位置関係です。 セキサイダーの取り付けプレートには接触していません。 展開防止のストッパーよりも下まであるので、ストッパー機能も問題なしです。